債務整理からの返済記録

これまでの経緯と完済までの道のりを記録し、自分への戒めとします。

債務整理手続きの流れと経緯 その1 ※法律事務所との契約書も公開

お金 money

お金 money

ブログを始めようか非常に迷いましたが、

  • 自分への戒めと完済までの記録
  • 同じような環境になりそう or なってしまった方の参考

として書こうと思います。

 

まず、債務整理には3つの手段があります。(下記リンク参照)

www.adire.jp

 

私の場合は「任意整理」という債務整理となりました。

内容を簡単に説明しますと、期限(大抵の場合3〜5年)を設けて金利を除いた元金分のみを分割で返済していく手段となります。

実際の内容は債権業者と弁護士との交渉で決定しますので、弁護士との契約書に記載している月々の返済額と変動があることもあり、交渉には半年程度必要らしいので、決まるタイミングもそのくらいになります。

月々の返済額が変動する要因は、「期限」と「交渉成立までの遅延損害金」ですので、弁護士との契約の際には、理解して進める必要があります。

また、「任意整理」は妻や会社に知られずに進められるメリットもあります(他の債務整理は難しい)。私の場合も妻に内緒です。。。

 

現状

  • 債務総額:250万円(5社)
      モビ〇〇:700,000円(返済額:18,000円/月)
      ア〇〇 :500,000円(返済額:15,000円/月)
      オリ〇〇:500,000円(返済額:10,000円/月)
      バン〇〇:500,000円(返済額:10,000円/月)
      ニ〇〇 :300,000円(返済額:25,000円/月)
           ※クレジットカードのショッピングローン
  • 現在の職業:会社員
  • 家族:妻と私とミニチュアダックスフンドの2人 + 1匹暮らし

契約までの流れ

  • 2019.3.25:給与支給額を確認し、支払いに不足が発生することを把握
  • 2019.3.26:〇〇〇法律事務所の無料診断サイトに投稿
  • 2019.3.27:上記法律事務所担当者と無料診断結果の電話連絡
  • 2019.3.30:左記日にち付けで法律事務所との契約成立
  • 2019.3末〜:債権各社から返済催促連絡が入る(弁護士に相談してますと回答)
  • 2019.4末〜:返済開始(連休がある為、実質5/7から)

契約内容

  • 着手金:1社あたり50,000円
  • 解決報酬金:1社あたり20,000円
  • 分割弁済金代理送付手数料:1社あたり1回1,000円(完済まで毎回)
  • その他実費:5,000円
  • 月々弁済額:54,000円

f:id:tzp_debt:20190422003550j:plain

契約書

 

実は、任意整理の対象に含めなかったものも1社(プロ〇〇)あり、そちらは10万円の借り入れがあります。

私からの相談対象には含めていたのですが、

「10万円なら着手金や報酬金を考慮すると、現在の月々の返済額より増額になるよ」

と弁護士の先生から言われましたので、対象外としております。

 

なぜ借金をすることになったのか

クレジットカードを除くキャッシングの最初の借り入れについては、2014年7月まで遡ります。

10年近く付き合っていた彼女と結婚することになり結婚式どうしようかな〜、と考えていたところ、私の母から冗談交じりに「ハワイはどう?」と言われ、調べてみると意外にいいかも!となり、両家のみ参加する形でハワイ結婚式を挙げることになったのです。

しかし当時の私は、

  • 2011年4月に都内の企業に就職
  • 2012〜2013年までフリーランスとして働き(この時期はお金に全く余裕なし)
  • 2013年3月に再び会社員に戻る

会社員となって1年が経過した程度でしたので、都内で生活する分には問題ありませんでしたが、ハワイ挙式の資金(約200万円)を支払える程度の経済力はありませんでした。

が、彼女(現在の妻)とは10年近く付き合っていましたし、フリーランス時代はお金に苦労したこともあり、迷惑をかけながら支えてもらった日々を過ごしたので、早く安心させてあげたい、笑顔にさせたい、という思いを強くもっていました。

その思いから、彼女も行きたがっていたハワイ挙式を選択することになったのです。
(もっと言うと私の父がその年にリタイヤしましたのでベストなタイミングだと解釈)

当時の貯金は50万円程度でしたので、本来であれば

  • 貯金を増やしてからハワイ挙式を実行する
  • 資金がかからない国内での挙式を選択する

のどちらかにすべきだったのですが、上記の通り私の甘さから都合の良いように解釈し「このタイミングだ!」と、借金をすることになったのです。

 

借金後の生活

借金のきっかけとなったハワイ挙式ですが、大成功と言えるくらい非常に満足した時間を過ごすことができました。自分たちも楽しめたのですが、何より、両親や兄弟(両家とも)が笑顔で楽しんでいる姿を見ると、心から「ここでよかった。」と思えました。

私も妻も海外旅行はこのハワイ挙式が初めてでしたので、「海外旅行はすばらしい!」と体で覚えてしまい、ハマるきっかけになったのです。それが返済の邪魔をすることに。。。

2014年にハワイ挙式を挙げた後、地道に返済をしていく予定だったのですが、海外旅行にハマった私たち夫婦は、

  • 2015年:グアム
  • 2016年:バリ島(インドネシア
  • 2017年:サムイ島(タイ)
  • 2018年:ドバイ(UAE

に行き、返済を進めるどころか、可能額いっぱいに借り入れを繰り返しました。

会社員としての収入は、

  • 月収:手取り25万円
  • 賞与:手取り150万円(夏冬)※賞与比率が異様に高い会社でした

でしたので、「賞与 = 海外旅行資金」としていたのです。

これに加え、2017年末に愛犬の手術(椎間板ヘルニア)で60万円の特別支出もあり、家計を逼迫していきました。

妻も働いておりましたので(月収15万円程度)、夫婦で税込み年収700万円はありましたが、私の甘い資金管理が影響し、返済が進むことなく、住居についても身の丈にあっていない賃料20万円のタワーマンションに引っ越し、家計を苦しめていきました。

 

 

続きは次回・・・